絵本「きらきらひかる」


おわりに

ここまで読んで下さり、ありがとうございます。
この絵本の内容を考えている頃、世の中は比較的平和で、日常を取り戻しているように思いました。
なので、これは過去の話と感謝のつもりで描いたお話でした。
しかし、絵本の完成が近付くにつれて感染者は爆発的に増え、舞台中止の文言も嫌と言うほど目にすることになりました。
そんな中、始まった双騎出陣。
ただ祈ることしか出来ませんでした。
またこの絵本のストーリーの過程のような、悲しい気持ちを味わってほしくなかった。
牧島くんにも、ファンの皆さんにも。
結末はどうあれ、双騎が始まる前に全文を公開すべきではないと思いました。
不安にさせてしまうかもしれない、そう感じたから。
誕生日に牧島くんに贈った際にも『双騎が終わってから読んでください』と添えました。
順調に東京公演を終え、いざ大阪公演というタイミングで、お知らせ。
悲しかった。
悔しかった。
観劇予定だった友達やフォロワーさん、役者さんのツイート。
本当に胸が痛かった。
誰も悪くないからこそ、やり場のない気持ちを抱えて虚しい気持ちになりました。
それでも。
牧島くんはやっぱり前を向いていて。
悲しさや悔しさを吐き出しながらも、しっかりと前を向いて、ファンに寄り添ってくれました。
この数日、牧島くんは私たちにたくさんのきらきらをくれました。
本当に絵本の通りに。
それでは、絵本ならこの先どうするか。
お返しします。
牧島くんにきらきらを。
自分に出来ることは少ないけれど、最大限の感謝と応援の気持ちを伝え続けます。
また舞台の幕が上がる、その日の為に。

この絵本の公開は、私のちょっとした決意表明のつもりです!
以上!!ありがとうございました!!!

なる